こんにちはYoshiです!
いつも当サイトにお越しいただき誠にありがとうございます。本日は私が読んだレタッチ・RAW現像の解説書デジタル写真の色を極める! 「写真の学校」の紹介をします。
アマゾンでの評価は38件で星4.5!
本当かしら笑
読んでみました。
全体の感想
内容のバランスがよく、また読み直したくなる本だと思います。
317ページというページ数
まず最初に本書を手に取った感想は思ったよりも分厚い。
他の写真の学校シリーズの本の1.5倍位あります。
ただ色の基本について、そしてその色の基本を駆使してどう写真を変化させるのかという事を書き切りつつギリギリまで切り詰めたのが本書とも言えそうです。
正直これ以上短いとわからないのではないでしょうか。
1つ問題点があるとすれば、フォトショップ・Lightroom向けの解説にページ数を割いています。大まかな内容としてはマスク機能やレイヤーの使いこなしについてです。ソフトによっては参考程度の部分が増えるかもしれません。
基本がわかる
10年経っても古くならないをテーマに書かれているだけあって写真をどう補正していくのかといった概念部分から書かれています。
また、概念のような心構えの基本、ディスプレイやプリンターなどの機材の基本、光の三原色やヒストグラムの仕組みなどの知っておくと良さそうな基本の知識がバランスよくまとめられていると感じました。
読み終わった後どれも欠けていると他の部分の足を引っ張っていたなという部分を解説していると感じたのがこの分厚さでも内容に間延びした感じを受けなかった理由です。
感覚的にわかるように出来ている
心に残った部分
画質の荒れについて触れている所
どう色を変えるか?という本はよく見ますが、どう画質の劣化を抑えるか?という事についてもコメントしているのがこの本の特徴でしょうか。
ぱっと見の派手さだけではなく、その他の階調感やディテールに着目する事で高品質な画像を作ることができるという考え方を養ってくれます。
その反面、トーンカーブやヒストグラムを見て画像修正をする事で白とび・黒とびを防ぎ、階調豊かにできるという解説部分で、場合によっては白とび・黒とびも表現の1つになるとコメントしている所に写真の撮り方に対する偏りのない(どっちつかずとも言える?)解説をしていて私はこの本が素敵だと思います。
まとめ
手元に残しておきたい本がまた現れました。
長く使えそうな本を探し当てることができると本当に嬉しいです。
デジタル写真の色についてサクッと一通り知りたい人に必要な知識が載っているのではないでしょうか。
他の派生的な現像テクニックの本を読む前に読んでおけば理解度が上がる気がします。
私はこの本を一冊目に読むことが出来て本当に良かったと思いました。