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田沢湖→龍泉洞→龍泉洞青少年旅行村キャンプ場【北日本ツーリング12日目】

雨にひたすら耐えた夜も明け、田沢湖のほとり石倉沢野営場で目を覚まします。
前日の様子はこちら↓

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北日本ツーリング11日目 奥入瀬渓流・酸ヶ湯温泉・十和田湖・田沢湖 千人風呂に入... - 風と共に生きる

本日は龍泉洞キャンプ場まで八幡平アスピーテラインを通って走ります。

走行結果データー

詳しいルートは以下の地図の通りです。

天気:曇り時々晴れ

旅程:稚内森林公園キャンプ場→日の出岬キャンプ場

距離:226.7キロ

続いて道の様子をレビューします。

田沢湖

朝起きると雨は上がっており、曇りと晴れの混在した天気でした。
湖面は鏡のように静かに空を反射しており、昨日の雨が嘘のようです。
田沢湖は水深423.4mで日本で一番深い湖です。なんか怖いですね。東京タワーは丸ごと、スカイツリーでも半分以上沈んでしまいます。


なんと水深400mまでは急な崖だという事で湖面に注目すると急激に水深が深くなっているのが見えます。水が無かったらと思うと結構ぞっとしますね。
田沢湖の湖畔でしばらく日向ぼっこをした後は昨日通った道を引き返し八幡平アスピーテラインへ向かいます。

八幡平アスピーテライン

アスピーテライン、曇りでガスっていました。

山の上に行っても真っ白で何も見えない部分が多く楽しみ切れたとは言い難いのですが、ちらりと雲の隙間から見える景色はギョッとするほどのスケールの大きさがあり、晴れていたら空を飛んでいるような気分になれそうな道でした。

 

龍泉洞へ向かう道の途中で、ジブリっぽい景色を見つけました

道の駅三田貝分校

アスピーテラインを抜け国道455号線を龍泉洞方面に走っていくと面白い道の駅があります。
この道の駅は岩泉町立門小学校三田貝分校の跡地を利用して作られたものだそうです。
今はアニメの中でしか見たことのない小学校の姿。ポップな色のノスタルジックな道の駅です。

お昼ご飯を食べます。お皿が給食風です。

机は何と懐かしの学習机!贅沢に4つ使って食べました(笑)
いつからこんなスペースを占領するようになってしまったのでしょうか。昔はこの小さな机に全教科分の教科書とお道具箱を詰め込んでいたというのに・・・

龍泉洞

龍泉洞です。

入り口はこちらです。係員さんに入場券を渡して入ります。

気温は九月上旬の午後でこんなもんです。

中に入るとこのように綺麗に板が敷かれた道が続きます。地面はヒタヒタに濡れておりひんやりと湿度が高いです。

それもそのはず!ここ龍泉洞は地底湖がある鍾乳洞なのです。地底湖の深さは何とわかっているだけで最大98mもあるので水中をライトが照らしていても底が見えません。

なんとも幻想的かつ、地球のスケールの大きさや自然現象によって形作られる鍾乳石や鍾乳洞の不思議な造形にロマンを感じることが出来ます。

そんな地底湖の水の透明度はこの通り日本有数の高さ!飲むこともできるようです。

地下の石や腐植土によって沢の水がろ過されて湧き出しているのでこの透明度を持つことが出来ています。

間違えて上下さかさまに写真を表示したわけではありません。実際に天井からこんな形の岩がつららのように垂れているのです。コウモリも時々飛んでおり、悪魔の城のような雰囲気を醸し出しています。

とにかく龍泉洞は美しさと不気味さと底知れない奥の深さが相まって非日常な空間でした。

営業時間:午前8時30分~午後5時(5月~9月までは午後6時まで)

営業期間:年中無休

料金:高校生以上1000円、小中学生500円、団体割引あり

龍泉洞青少年旅行村

龍泉洞のすぐ近くにキャンプサイトがあります。値段は310円で、上の写真の広場内にテントを張ることが出来ます。狭いようで奥行きがあり、地面も美しい小奇麗なキャンプ場です。80点くらい!

きれいな炊事場。ゴミ箱もあります。

管理棟です。テント持ち込みならば当日受付をしてくれます。コインランドリーが併設されています。

バイクの駐車場は管理棟の前にあり、テントサイトと近くて荷物の持ち運びがとても楽です。ただ、地面が砂利交じりの土なのでサイドスタンドのめり込み対策しておいた方が良さそうですね。

また、トイレは上の写真の奥の自動車用駐車場にあります。木の香りと暖色のライトが灯る、ちょっと綺麗なパーキングエリアのトイレのようなトイレです。

そういえばこのキャンプ場にはもう一人宿泊していた人がいたのですがなんとナンバーの地域が同じ!この500キロ以上離れた土地で偶然同じ地元の人に出会う驚きで少し話すことになりました。世間は狭い!

お風呂は龍泉洞温泉ホテルへ

営業時間:6:00~22:00

値段:500円

明日は仙台へ行きます。