富山東京間を行き来する加越能高速バスに乗ったので乗り心地を紹介します。
身長170センチの細身男性が乗ったレビューなので参考にしてください。
15:30 乗り場
今回は富山〜池袋15:30〜22:00の便に乗りました。
曜日や時間帯によって値段が5000円〜8200円の間で変わります。今回は6200円でした。
メールやホームページのバス乗り場の説明が「富山駅南」と大雑把で最初に乗る方は不安になるかもしれません。
実際は写真左側の1番乗り場から乗ることができます。(奥が富山駅正面です)
バス紹介
日野のセレガです。オレンジと白の綺麗な車体です。
乗車券を見せてスタンプカードにハンコを押してもらいます。
10個で片道一回無料になります
なお、乗車券はモバイル乗車券というメールに添付されたデーターを乗務員に見せるだけで良いシステムが導入されています。
クレジットカード決済であれば予約から乗車までか全てスマホ上で行えるので非常にお手軽・便利です。
座席
三列シートの左側、前から7番目です。座席番号だとA7です。
バスの前後の乗り心地の特徴
同じバスでも前後で乗り心地が違います。それぞれ長所にも短所にもなるので好みによって使い分けると良いですね。
後ろ
エンジン音が大きい、あったかい、方向転換の時の移動量が少ない、ゴゴゴゴっと細かい振動が多い、乗り心地が硬い
エンジン音が大きいのはデメリットと捉える方もいるかもしれませんが周りの人の気配を感じにくくなるというメリットもあります。
前
上下左右にふわーんふわーんと大きくゆったりと揺れる、空調がよく効く、視界が広い、最前列は足が伸ばせない
大きく揺れても視界が広いので車酔いしにくいという利点があります。
個人的には前の方が乗っていて楽しく、揺れも優しいので楽です。
西武・加越能高速バス限定 左右の座席はどちらがオススメ?
正直どちらも景色が良くオススメです。総合点では右でしょうか。
富山→東京の方向で説明します(逆方向は逆で考えてください)
富山→上越
右:富山の3000メートル級の立山連峰が連なっているのがよく見えます。晴れた日はこれぞ富山という景色を堪能する事が出来るでしょう。
左:日本海の美しい景色と断崖絶壁を縫うように走る一般道がよく見えます。
夕方は標高高めの高速道路から夕日に染まる日本海を見渡す事が出来るので夕方はオススメです!
こちらは14時頃のバスから見た日本海の景色
上越→東京
こちらは右がオススメです。妙義山の持つこの世のものとは思えない山肌の造形を間近で見る事ができます。
また、関東平野に出ると右側一杯に緑の景色が広がり、空を飛んでいるような気分です。
普通車にはない高い目線を持つバスならではの景色ですね。
座席設備
シンプルですが必要十分な設備が揃っており、三列シートというのもあり70点です!
机
机を肘掛から取り出す事ができます。あると何か食べたい時や本を読む時に便利です。
剛性は低め。支えられていない方が少し下がります。
足置き達
このバスの良い所は「土足だという事を忘れさせてくれる事」です。
座敷のホッと感とでもいうのでしょうか。バスの中に居るという事を忘れさせてくれるような足回りの快適さを感じました。
横に広い!
ちょこんと足二つ分のスペースが出るタイプでは無いので乗車姿勢の自由度が大幅に増えて快適です!
26.5センチの足で指の付け根ちょっと奥に伸ばす事ができます。
ふくらはぎにあたる部分も広く程よい硬さ。足置きとの継ぎ目が見えなくなるのが土足感を無くしてくれる要因なのかもしれません。
写真の様に靴は裏側に置くと良いです。
左側のデメリットは通路が狭い事ですね。とても前までは歩けない太さなので右側に一度出なければなりません。
16:35 越中境パーキングエリア
出発から約一時間で一つ目のサービスエリア、富山新潟間の越中境に到着です。
デイリーがあり、トイレも綺麗です。
二輪駐車場もあります。
18:30 松代サービスエリア
長野松代サービスエリアは特産品の売店が充実しています。
オススメなのは写真の建物の横に立っている小さな特産品売り場です。
時々格安で果物や野菜が売っており、直径10センチの桃5つを300円で売っているのを買って食べたこともあります。
とても甘くて美味しかった。
トイレも綺麗です。
こちらもオススメ!信州りんごキャラメル!
毎回来ると買ってしまいます。ジュワッと美味しいと袋にあるように非常にジューシーな味わい。
今回はお土産用と自分用で2袋購入540円です。
20:15 上里サービスエリア
いよいよ関東という感じの設備の充実さ具合。栃木群馬長野と、お土産スペースがたっぷりです。もちろんトイレは綺麗です。
フードコートも10店舗程あり席数の容量も相当なものです。
21:55 池袋着
5分早く池袋に到着です。
今回は写真を撮るためにいちいち降車していたせいか乗車疲れが少ないです。
バスに乗る時はこまめに止まったら降車すると血の巡りが良くなるかも知れませんね。