天気:曇り晴れ雨
旅程:青森フェリーターミナル→十和田湖→田沢湖
距離:258.8km
青森4時着待合室でひたすら眠る
四時出発いけるだろ!と思っていましたが無謀でした。座った瞬間気絶。結局7時に出発です。
朝食はのっけ丼へ
のっけ丼とは魚市場の魚をつまみつまみ選んで自分の丼にのせ、オリジナル丼を作ることができるお店です。場所は青森駅付近の繁華街にあります。おそらく歩いていけるはず
私は甲殻類とウニョウニョしたやつが苦手なのでサーモン、マグロを中心にのっけて行くとおばちゃんからタコとサーモンのサービスが!ありがとうおばちゃん!タコ苦手だけど。
それにしても津軽弁ってすごい!なんて言っているのか全く分かりません。聞き取れたらまた新しい境地に達することが出来そうです。
八甲田山ゴールドラインを通って酸ヶ湯温泉へ
青森市外を抜け八甲田山ゴールドラインを通って八甲田山を登って行きます。天気があまり良くなかったのもあり、あまり印象に残りませんでした。
そんな道の途中に突如しれっと現れるのが千人風呂で有名なこの酸ヶ湯温泉。
一体千人入れると言われる風呂とはどんなものなのか・・?
ベテランライダーから「飛ばしすぎちゃいかんよ」と優しいお言葉を頂きつつ温泉建物内へ入っていきます。
脱衣室は年季の入った木がむき出しで歴史を感じますが綺麗に掃除されており硫黄の香りがするのみです。
これはすごい!1000人風呂室内は天井まで全て檜でできていて建物を見に行くためだけに行っても良い位広い空間が広がっています。
大きな風呂が2つと打たせ湯、水の出る蛇口が数本という設備だ。酸性が強すぎて石鹸が役に立たず、浸かる専門のお風呂だからこれ位がシンプルで良いですね。
体を洗う時は同じ温泉の別の部屋のお風呂に入ると良いです。
また、この温泉は混浴ではあるが女性専用時間があります。混浴に慣れない方でも安心して千人風呂を楽しめますね。
他にも湯船の構造も同じ湯船の中で距離が離れるよう区画が分けてあったり、女性用の出入り口がしっかりと見えないようになっていて配慮されており、安心して入ることができるように配慮されていました。
泉質は硫黄の香りがして緑っぽい乳白色。少しだけヌメッとしていたかな?
2つの大湯船は熱いのと少しぬるめの2種類の温度があります。驚くことに長く温かさが体に残るのはぬるい方にゆっくり浸かるほうであるようです。
十和田湖へ
美しい、湖がというよりは湖に至る道がとても美しいです。この道は奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)という名前の観光地だそうです。少なくとも観光バス10台とすれ違い、ざっと400人は観光客がハイキングをしていました。ただ、観光客の人数は多くても渓流自体が長いので大自然を体感することが出来ます。
超おすすめスポットです。
十和田湖に到着。湖は思ったよりも起伏に富んでいて周りの山も急に高くそびえているので秘境に来た気分になります。
田沢湖へ
その後もう1つの目的地田沢湖に出発、、とここでまたもや雨が降ってくる。
秋雨前線の中に突撃しているのだから仕方がないか。
さすが秋田県。交通安全の看板も一味違いますね。ただ、今回は知った場所は山の中すぎて美人どころか人にも会う事はありませんでした。
曲がりくねった道は楽しいですが、時々出る標識を守らないと確実に危険な目に合うようなカーブがいくつか出てくるので要注意!
ダムを見つつ目的地の石倉沢野営場に到着。
時間も時間なので湖は明日見ることにして雨の中テントを張ります。
雨がざんざん降り、テントを張るだけでずぶ濡れです。
地面もぬかるみ少し気を抜くとすぐに泥だらけに。今までの中で最悪のコンディションです。
ダートの中テントを張る場所までバイクを持って行くのも骨が折れました。どこかでダートの練習をしたいものですね。
雨が降っていなければとても静かで炊事場もあるいいキャンプ場といったところでしょう。何より良いのがテントを張る場所の地面が平らで水平だという事!
注意点があるとすれば温泉やコインランドリー、スーパーまで日が暮れると20分程真っ暗な道を走らなければならないのでお風呂や買い出しは早めに済ますことをおすすめします。
お風呂は
【仙北市民浴場東風の湯(だしのゆ)】
- 営業時間 7:00~21:00
- 定休日 第2・第4水曜日
- 入浴料 大人370円 中学生200円 小学生以下無料
に行きました。
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉の天然温泉でとても気持ちが良かったです。
暗い夜道をおっかなびっくり走って帰り、遠くで鳴るクマよけの爆竹の音とフライシートにたたきつける雨音に抱かれ寝床につきます。
雨風をしのげる屋根と温かいご飯のありがたみを感じる夜でした。