逃げる?戦う?
ただひたすらに前に進む。時々歩く。でも進む。
自分にまとわりつく考えを少しでも後ろに置いていく。
歩くとまた差は縮まり、心に重くのしかかる。
こわい、こわい
逃げるだけではどうにもならない?
こわさの原因を見つけないといけない?
立ち向かう気力を。勇気を。
神経が疲れているのがわかる。
こわい、こわい
ある一部の現実を捻じ曲げて捉えるこの悪い癖。
嫌われているのではないだろうか。見捨てられるのではないだろうか。
違うとわかっていても考えはとりとめなく湧いてくる。
小さい子供の頃。突然の発狂。破壊。要らない宣言。追い出された記憶。比較で生まれる劣等感。
なんとかして誰かに認められたくて色々やった。指揮者。応援団長。選ばれ、認められているのにも関わらずこんな自分じゃ駄目だと自分を必死で変えようとした。
一向に心は満足しない。
ふとした他人の言動が自分の自信を地に落とす。いや、自分で落としているのか。
どうせ自分なんか、とどこかで思い続けてきていた。
許す。そして、自分が外側を愛していくことで自分も救われていく。
この言葉を聞いた時、微かに存在した生きやすかった時の記憶を思い出す。
あの時は全く今と違う思考回路だった。どうだったのか思い出せない。ただ、利他的であったような気がする。
親や先生には怒られたけど、ひたすら周りが楽しいと思う事をした。
好きな子には振り向いてもらえなかったなあ。
なんでなんだろう。
恋人には求めていたのだよ。あげる前提ではなく、もらうこと前提。
もらう事=好意
となっていた。
そして、今気づいた。
恋人限定で起きていた現象が他人全体まで広がってしまったんだ今は。
もう一度思い出そう。
許す。そして、自分が外側を愛していくことで自分も救われていく。
自分の楽しみを人にわけあたえよう。