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下道 新潟上越→群馬におすすめ絶景ワインディングルート【国道253・353号線】

こんにちはYoshiです。今回は新潟→群馬におすすめ、絶景ワインディングルート【国道253・353号線】を走ったので紹介します。

木漏れ日や山の間をはるか向こうまで埋める田んぼの景色、谷に沿って当然現れる棚田など走る以外にも見どころたっぷりの道です。


このルートは富山から東京へ向かう途中に通ったものです。富山→東京(下道)の詳しいレポートはこちら↓
今回は下道で東京に行ったので紹介します。東京→富山・中央道安房峠ルートはこちらの記事をどうぞ↓走行結果データー詳しいルートは以下の地図を下道設定にすると出てくる道です。ルートは8号→353号→253号→17号→4号ルートと新潟群馬埼玉と、長野を通らないルートで合計405キロ。日時・所要時間 11月平日 出発時間:6時30分 到着時刻:18時40分405キロの道のりを12時間10分で走り切りました。休憩回数・停車回数・走行条件 休憩:4回 写真撮影で停車:10回 給油:2回 全て下道 すり抜けなし途中たら汁を食べるのと昼ごはんで合わ...
車・バイク 富山→東京 実走レポート 【上越・三国街道経由】オール下道絶景ワイ... - 風と共に生きる

走行結果データー

国道253・353号線は上越から湯沢まで走りました。合計距離は67.6㎞。

詳しいルートは以下の地図の通りです。

日時

11月平日の晴れと曇りの混在した天気の中を走りました。山の中なので雨の日はあまりお勧めできません。路面が乾いている日がおすすめです。

気温は標高に合わせて9~11度を上下していたと思います。キルティングのインナーのついたライディングジャケットでちょうどよかったです。

道の様子

上越市国道八号線から「三ツ屋交差点」を曲がり国道253へ。

コンビニやガソリンスタンド、商業施設の並ぶ8号線とは打って変わってのどかな住宅街を走ります。しかし、信号の数は8号線の5分の1位。車も少なく流れがとても良いです。

しばらく走るとパッと視界が開け田園地帯が広がります。ひたすらまっすぐですが景色が変わり退屈しません。新潟に来ると毎回少し悲しい?哀愁漂う気持ちになるのは私だけでしょうか。明るくて綺麗で静か。少し天に召された気分になります。

この極楽という仏土は広々としていて、辺際のない世界であり、地下や地上や虚空の荘厳は微をきわめ、妙をきわめている。この浄土にある華池や宝楼、宝閣などの建物もまた浄土の宝樹も、みな金銀珠玉をちりばめ、七宝乃至は百千万の宝をもって厳飾されている。しかも、それらは実に清浄であり、光明赫灼と輝いている。衣服や飯食は人々の意のままに得ることができ、寒からず暑からず、気候は調和し、本当に住み心地のよいところである。また、聞こえてくる音声は、常に妙法を説くがごとく、水鳥樹林も仏の妙説と共に法音をのべる。したがって、この浄土には一切の苦はなく、ただ楽のみがある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E6%A5%BD

ウィキペディアに極楽についてこうあります。

私は毎回過酷な親知らず区間をくぐり抜けてぱっと広がる明るく美しく静かなこの土地に、これに似た何かを感じるのです。いい所です。新潟。

しばらく走ると山に入っていきます。道はとても綺麗で、車もおらず快走できます。スピードの出し過ぎに注意です。

山に入るとこのようなクネクネ道が続きます。勾配があったりなかったり。楽しくて写真を撮るために止まるのが辛かったです(笑)

この地域には「儀明の棚田」「蒲生の棚田」253から少し外れた位置に「星峠の棚田」と棚田が沢山あります。

写真は蒲生地域の棚田です。グーグルマップ上でピン立てされている場所以外にもたくさんあるので棚田マニアの方はこの道おすすめですよ。

ちなみに一番グーグルマップで評価の高かった棚田は星峠の棚田でした。なんと4.3点!田んぼの数200枚という大規模かつ日本の古き良き風景を求めて全国からカメラマンが訪れるほどの場所だそうです。今度行こうと思います。

標高が上がると紅葉を見ることが出来ます。(11月上旬)写真の3倍はきれいです。

晴れていたらそれはそれは鮮やかな光景になりそうですが、曇っているのもじっとりとした生命力を感じて良いですね。こちらの方が日本っぽいかもしれません。

山と山の間に広い田園地帯が出来ている場所を丘の上から眺められる絶景スポットも道の途中にあります。適当に止まったので正確な位置が分かりませんが十日町でしょうか。

写真では伝わらないこの奥行き。走っていてオオっと止まってしまうほどの景色だったという事だけ伝えておきます。

まとめ

上越から湯沢まで片道60㎞程度な事もあり県内だと使っている人は多いのかもしれません。

「走って湯沢温泉で温泉に浸かって帰ってくる」という日帰りプランで走る事や、「下道で楽しみつつ関東平野へ抜けたい」というニーズを持つ人におすすめなルートです。