今回は下道で東京に行ったので紹介します。
目次
東京→富山・中央道安房峠ルートはこちらの記事をどうぞ↓
走行結果データー
詳しいルートは以下の地図を下道設定にすると出てくる道です。
ルートは8号→353号→253号→17号→4号ルートと新潟群馬埼玉と、長野を通らないルートで合計405キロ。
日時・所要時間
- 11月平日
- 出発時間:6時30分
- 到着時刻:18時40分
405キロの道のりを12時間10分で走り切りました。
休憩回数・停車回数・走行条件
- 休憩:4回
- 写真撮影で停車:10回
- 給油:2回
- 全て下道
- すり抜けなし
途中たら汁を食べるのと昼ごはんで合わせて1時間半ほど休憩しているのと、写真撮影10回で30分くらいは止まっています。まっすぐ向かえば帰宅ラッシュに巻き込まれないこともありもう2時間程早く着くのではないでしょうか。
個人的には途中の353号線→253号線が楽しいのでオススメなルートです。
続いて道の様子をレビューします。
6:30 出発
日の出と共に出発です。天気は雨と青空が混在する困った天気。路面はヒタヒタです。
8号線を北上
出発後、富山大橋を渡り44号線→41号線と進んで行きます。普段は進んでは止まりを繰り返す市内も6時半頃だとANAホテルの向こう側までほとんど信号に捕まる事なく進んで行くことができます。そこから先も右折車両に進路を塞がれることもなくスイスイです。
写真は親知らずから上越へ向かう海岸沿いの8号線です。晴れ空と雨雲の混在するカッパを着ようか悩む困った天気でした。
走っていると魚津あたりから雨が降ってきました。パラパラとヘルメットが細かい水滴によって視界不良になる程度には降っています。結局この雨は上越の国道253号線に入るまでの3時間の間降ったり止んだりを繰り返しました。
その間カッパは着なかったのですがコミネのライディングジャケットとパンツのおかげで体は濡れる事なく済みました。専用品は違いますね!またレビューします。
7:50 朝ごはん 入善「栄食堂」でたら汁を食べる
寒くなってきたので前々から気になっていた栄食堂のたら汁を朝ごはんに頂きます。
たら汁は鍋で出てきてびっくり
ドファ〜!あったまる!量もあるので寒くて体のパワーが出ず、元気が無くなったらここに立ち寄る事をオススメします。詳しくはこちら↓
1時間半で約60キロ、平均時速40キロ。まあまあスムーズに進んでいるのでしょうか?
たら汁をゆっくりゆっくり40分程かけて堪能してしまったので先を急ぐことにします。
8:40 親不知 天険断崖黎明
入善を通り越し8号線の親不知トンネルを走っていると左側に展望台が見えてきます。
上の写真は展望台からの眺めです。
手前には天険断崖黎明と書かれた棒が立っておりグーグルマップでも同じ名前で表示されており、天険断崖黎明は「てんけんだんがいれいめい」と読みます。それぞれの意味は
天険…地形が険しい場所
断崖…切り立った崖
黎明…夜明け
という事で、夜明けに切り立った崖がある地形が険しい様子が見える場所という事でしょうか。
親不知のあたりはアルプス山脈と海が接している場所だそうです。なるほど、切り立っているわけですね。
それにしても、こんな所に道を作ってしまうのは驚きです。人間の開拓精神と自然の厳しさをひしひしと感じる事が出来る個人的にはかなりオススメのスポットです。
国道353号線→国道253号線→国道17号線
10:30 上越の8号線から353号線に入ると急にのどかな風景が広がります
この道、信号ない・景色良い・道が楽しいの三点が揃っています!
東京には以前、長野を通るルートでも行った事がありますが冬の雪が降る期間以外ならこちらの道がオススメです。
気温は低いですが峠を越える時は美しい紅葉の景色が見えて飽きません。
信号が全くなく車もほぼ通っていないのであっという間に群馬県側に出る事ができます。
この2つの国道の気温はおおよそ9〜11度ですが防寒対策がしっかりしていれば寒い中のツーリングは暑い時よりも数段快適ですね。
詳しくはこちら↓
14時〜18時 群馬埼玉
赤城山がひょっこり
群馬県に入ると一段と天気が良くなり暖かくなります。山の景色は美しく山が険しくない岐阜の国道41号線のような雰囲気です。
信号は相変わらずありません。
14:30 道の駅「こもち」
群馬県側の山を下っていくと17号線沿いに道の駅こもちがあります。駐車場は広く、無料です。また、バイク専用駐車場がトイレの近くにあり便利です。
お昼ご飯がまだなので中のフードコートで食べることにしました。
メニューはこちら
赤城牛ラーメンや赤城牛の牛丼、メニューとは別で赤城牛カルビ重と赤城牛推しのようです。
丼物やカレー、定食はごはん大盛り無料です。
赤城牛牛丼を頼みました
味はチェーン店と比べて肉の分厚さが少しあり脂身の味に高級感がありました。
この道の駅を過ぎた辺りから急に信号が増え、建物やお店が増えます。
16:48 給油 写真を撮る元気が無くなってきました
その後もひたすら17号線を走ります。上武道路は信号はあれど、流れているところは80キロを越えるスピードで流れていて非常に快適でした。
東京外環道を経て4号線へ入り北千住駅へ。
18:40 北千住駅到着
千住大橋で荒川を渡ると急に広がる東京の夜景はクライマックスにふさわしい美しさとサプライズ感です。ひゅ〜着いた!
まとめ
疲労度は宿についてご飯を食べたら気持ちよく寝れる程度です。道が走りやすいので「何もする気にならない」というほど疲れる事はありませんでした。
また下道で来る事があれば通りたいと思わせてくれるオススメの道を発見することができました。皆さん旅の参考にどうぞ。