バーに限らず居酒屋もですがなんとコスパの悪い事でしょうか。
と私は思っておりました。
もちろんお店の雰囲気にお金がかかっているのはわかります。お酒の技術も知識も素人とは全く違います。
ただ、どうしても行こうとは思えない。
あまり興味がないのです。美味しいものにもオシャレな空間にも。
極端な話自分で作ってしまえますから。
じゃあ行かなきゃ良いじゃないか、来られても迷惑だと。そう言われてしまいますね。
ただ、私は見つけたのです。雰囲気が素敵であったり、美味しいお店に進んで行く新しい理由を。
今回はそんな私と同じコスパの悪い店に行くのがアホらしいと思う方に向けての、バーのすすめです。
賛否両論雨あられだとは思いますがどうぞお付き合いください。
目次
なぜ行こうと思ったか
自分の知見の狭さに気づいた
まずはこれです。
こんな事ないですか?
興味ないから知らない。
しかしその経験・知識を知らなかった故に逃したチャンスには興味がないのですか?
それはわからないですよね。逃しているのですから。
興味ない知識がもしかすると興味ある事柄につながるステップになるかもしれません。
- 付き合いで温泉に行ったら、そこで偶然その時興味を持っていた投資の専門家に出会う事が出来た。
- 仕事として楽器の演奏に行ったら、写真家と知り合い、写真の面白さを知った。
全部私の体験した実話です。
このように知識は知識を呼び込むのです。
人生を豊かにしてくれるのです。
投資家の方と話している中で「投資スタイルは本を参考にするより自分に合ったものを探した方がいいけど、この本に出てくる言葉が全部理解できるようになると良いよ」ともらった本です。
目的ではなく手段にもなる
ここで言いたいのは自分の興味ない知識も取り入れる事で自分の楽しみに繋がる可能性が増えるという事です。
私は男ですがたまに女性誌を読みます。もちろんあまり興味はありません。
これがちょっとした話のネタになるのです。
また女性誌特有の言い回しを会話の中に混ぜたりすると「なんで知ってるの笑」とウケるのです。(キモいですね)
あと買い物について行っても(あ〜これがあの雑誌で言ってたとろみ感ね)とか見ながら楽しめます。
興味なくても情報はネタになったり、自分の楽しみの素になったりします。
食べる事だけが目的ではない
肝心な事なので、忘れてはいけません。
バーや居酒屋は食べる事だけが目的ではありません。
そこにしかない雰囲気。料理。出会い。そういうものを含めての料金なのです。
それらを楽しめる場所として行くのがポイントであり、良いお店を探すポイントになるのではないでしょうか。
無駄だと思っていた理由
ここまで行こうと思った理由を書きましたが今まで行くのが無駄だと思っていた時の私の考え、今の考えを書いておきます。
共感できる人も多いのではないでしょうか。
雰囲気にお金をかけるのはくだらない
チャージってなんやねん!席料って!もっとたくさん食べたいわ!
↓
自分一人で行くのなら。食べるのが目的ならそれでも良いかもしれません。
しかし、あらかじめセッティングされた空気はなりたい気分、雰囲気を作る手段として有能です。使いこなせるようになりたいです。
お酒って外じゃなくても飲めるじゃん?
家でカクテルの素買って作れば大量に安く飲めるじゃん。
↓
大量に安く飲みたい、家でしっぽりしたい時はそれでも良いと思います。
ただ、一度バーで飲むと納得します。こりゃ、うーん、なるほど。なんか違う。自分じゃ作れんわ…と。
その経験を買いに行くわけです。
高いじゃん
飲み放題2000円だってあるのに一杯500円〜って笑どうしてそれを頼もうと思うの?
↓
その通りです。ただ、これも行ってみればわかります。
雰囲気と飲み物に対する一手間が加わっています。
「高いけどまあ、このクオリティなら仕方ないか」というところに行くのがポイントです。
ある意味コスパがいいとも言えますね。
わからなければ行った場所が悪いか、味わう気持ちが足りないです。
ちなみにこちらは東京、虎ノ門ヒルズのバーです。
左のお酒はすりおろしたリンゴを使ったお酒。リンゴが刺さっていてなんとその上にゴマがふりかけられています。
そしてそれが意外とマッチしている。そのセンスどこから来るんだよ!
右は花とキンカが浮かんでいてこの花捨てられちゃうんだろうな〜と思いながらもその見た目へのこだわりに脱帽です。
ちなみに席代は5000円位だったかな?ひょええ〜
また来たいしヒョイっと来れるようになる。
ちなみに…
シャンパンには要注意です。あと、値段がないところに初めて行くのも要注意です。
私はこれで18万円ぼられたことがあります。
2人で行ったので1人9万。ちなみに私は運転係だったので一杯もお酒は飲んでいません。
泣きたい。しかしこれも自分で選んだ道。
お店の人が「これオススメですよ〜」「これ僕がイッキチャレンジするんで、できたらもう一本開けますがどうですか?」とか言ってどんどん開けて行きました。
さてお会計。「ああ、これは結構いってますね〜」と店員さん。
ハア?と言いたかったのですが、知識もなく怖くて何も言えない。悔しすぎる笑
まとめ
まとめると、私は自分が生きやすくなるために行くことにしたのです。
生きやすさとはすなわち喜ばせられ力の高さです。
一緒にいるとためになったりハッピーな気持ちになる相手であった方が人間関係上手く行くに決まっていますよね。
人を喜ばせるために大切なのは「相手の事を考え、それを用意して提供できるかどうかである」と思います。
バーやオシャレなお店にスマートにエスコートできることやお金を出すことでは無いです。それらは要素・手段でしかありません。
ただ、バーに行ってみたい、相談をしたい。という相手に対して対応できる引き出しを持っている事で相手に元気を与える事ができる。
その結果私も相手と良い関係を気づく事ができて生きやすくなる。
それが私の目指す場所であり、そのための引き出しを多く持つためにバーに(それ以外も)行ってみようと思ったのです。